企業におけるユーザー間ファイル転送製品・サービスの導入状況
企業におけるユーザー間ファイル転送製品・サービスの導入状況
（出所：アイ・ティ・アール）
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　調査会社のアイ・ティ・アールは2016年4月12日、国内のユーザー間ファイル転送製品・サービス市場に関する調査結果を発表した。現在の導入状況では、約7割の企業が未導入となった。ただし、そのうちのほぼ半数の企業では、新規導入の予定があることが明らかになった。

　すでに導入済みの企業を対象にした調査も実施。約3割の企業がリプレースを予定しているという。全体では44.2％の企業が製品・サービスの新規導入やリプレースなど、何らかの投資を検討していると分析した。

　ユーザー間ファイル転送製品・サービスの選定時に重視する機能についても調べた。比較的割合が高かったものとして、「一度に転送できる合計サイズ」が39.9％と最も選択率が高かった。次いで「送信可能な、1ファイルあたりの最大サイズ」が28.2％、「ウィルス対策」が26.6％と続いた。同社は、多くの企業が転送サイズとセキュリティを重視していることを指摘している。

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