調査会社のMMD研究所は2016年4月11日、タブレット端末の所有に関する調査結果を発表した。これは、20歳以上の男女6497人を対象に実施した調査で、それによると、タブレット端末所有率は32.4%で2015年とほぼ横ばいだった(図1)。

図1●タブレット端末の所有率
図1●タブレット端末の所有率
出所:MMD研究所
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 同社は、タブレット端末所有者を対象に、所有しているタブレット端末についても調査。それによると「iPadシリーズ」が46.7%、「Nexusシリーズ」が11.1%、「Xperia Tabletシリーズ」が8.0%だった(図2)。

図2●所有しているタブレット端末の種類
図2●所有しているタブレット端末の種類
出所:MMD研究所
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 タブレット端末所有者を対象に、タブレット端末の購入時期を確認したところ、2015年と回答した人が30.7%となったという。男女別では、男性の31.6%、女性の29.2%が2015年に購入していることが明らかになった。

 一方、同社は、タブレット端末の非所有者を対象に、タブレット端末の購入意向を調査。それによると、「購入したい」が8.7%で、「やや購入したい」が19.5%で、合わせると全体の約3割に当たる28.2%が購入したいと回答したという(図3)。同社では、この結果について、2014年、2015年の同調査と比較すると購入意向が減少傾向にあると分析した。

図3●タブレット端末の購入意向
図3●タブレット端末の購入意向
出所:MMD研究所
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