調査会社のMMD研究所は2016年3月25日、アップルより発売された「iPhone SE」に関する調査結果を発表した。これは、15歳~69歳の男女、2129人を対象に購入意向を調べたもの。それによると、「購入したいと思う」と「やや購入したいと思う」を合わせると19.7%に達した。

同社は、iPhone SE購入意向者を対象に、「iPhone SEを購入したい理由」についても調査。それによると、「iPhoneに興味があるから」が最も高く32.8%、「携帯電話・スマートフォンの更新タイミングだから」が28.5%、「4インチが発売されるのを待っていたから」が26.1%で上位を占めた。

 同社は、iPhone SE購入意向者を対象に、iPhone SEで利用予定の通信事業者についても調査。それによると、docomoでの利用予定が31.6%、auでの利用予定が25.2%、SoftBankでの利用予定が18.8%、Y!mobileでの利用予定が3.8%、格安SIMでの利用予定が9.5%。購入意向者の約1割が、格安SIMでiPhone SEを利用予定であることが明らかになった。

 また、同社は、スマートフォン所有者で、かつiPhone SEの購入意向者を対象に、iPhone SE購入後に「現在利用しているスマートフォンをどうする予定か」も聞いた。それによると「下取りキャンペーンに出す」が最多で39.3%に達し、次いで「なにもしない」が24.3%、「中古ショップに売る」が11.8%で続いた。

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