図●企業におけるオンラインファイル共有製品・サービスの導入状況
図●企業におけるオンラインファイル共有製品・サービスの導入状況
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 調査会社のアイ・ティ・アールは2016年3月16日、国内のオンラインファイル共有製品とサービスに関する調査結果を発表した。それによると、現在、オンラインファイル共有製品・サービスを未導入の企業は5割強に達し、そのうち約6割の企業で「新規導入の予定がある」という。一方、同社は、すでに導入済みの企業では、4割弱の企業がリプレースを予定していると指摘。全体では、およそ5割の企業が製品・サービスの新規導入やリプレースを予定していることが明らかになった。

 同社では、オンラインファイル共有製品・サービスの導入に関する業種別の動向も調査。それによると、今後、新規導入を予定している企業の割合が最も高い業種は金融業の4割強で、次いで建設業が続いた。

 同社では、金融業では、導入済みの企業におけるリプレース予定の割合も5割と比較的高いと分析。今後の活発な投資が予想されるという。

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