米国の市場調査会社、eMarketerが現地時間2015年1月22日までにまとめたFacebookの利用実態調査によると、インドネシアにおける携帯電話を介したFacebook利用者の数は2015年に6260万人に達する見通し。同国における携帯電話経由のFacebook利用者数は、一昨年、昨年に続き、米国、インドに次ぐ世界3位の規模になるとeMarketerは予測している。
eMarketerによると、世界における携帯電話経由のFacebook利用者数は2015年に9億8690万人と、ほぼ10億人に達する見通し。インドネシアはこれら各国の中でもっとも携帯電話の比率が高いという。推計によると2015年におけるインドネシアのFacebook利用者に占める携帯電話利用の比率は92.4％で世界一。これに対し米国の同様の比率は79.1％、インドは82.9％になるという。
また、インドネシアでは、携帯電話を使ってSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）を利用している人のほぼ全て（2015年は98.7％）が、同じく携帯電話を使ってFacebookを利用している。この比率は同国の全人口と比較すると約4分の1（24.5％）、全携帯電話利用者と比較すると、42.0％になるという。
このほかeMarketerが推計する、2015年におけるインドネシアの携帯電話経由SNS利用者数は6340万人。これが2018年には9610万人と、ほぼ10億人に達する見通し。その前年比伸び率は10.0％と2桁台を維持するという。また2017年には同国の携帯電話利用者の半数以上（50.4％）がSNSを利用し、2018年には同じく同国の携帯電話利用者の半数以上（51.7％）がFacebookを利用すると、eMarketerは予測している。
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