キングジムは2014年10月28日、スマートフォン用のタッチパネルコーティング剤「iガラコ」を11月21日に発売すると発表した(関連記事:キングジムがスマホ用タッチパネルコーティング剤、ソフト99と共同開発)。
タッチパネルに薄く塗って拭き取ることにより、表面にフッ素化合物の強固なコーティング膜を形成。これが指紋や皮脂をはじき、汚れが拭き取りやすくなるという。気になるこの製品、実際どのくらい効果があるのか、製品発売前のサンプル(写真1)を入手したので記者が手持ちのスマートフォンで試してみた。
保護フィルムの上からは塗布しても意味がない
タッチパネルに指紋や皮脂がベタベタ残るのが気になっているというスマートフォンユーザーは多いだろう。記者もその一人である。仕事や趣味でスマートフォンをほぼ1日中触っているが、すぐに画面がベタベタと汚くなる(写真2)。他人と比べたことはないが、中年男性なので付着する量はきっと平均より多いと思われる。これをふき取るのが大変だ。いつもティッシュペーパーでゴシゴシこすって落としている。
プラスチック製パッケージに入ったiガラコは親指サイズほど(写真3)。iガラコ本体以外には何も付属していない。使い方の説明はパッケージの後ろに書かれている。パッケージからiガラコを取り出し、使ってみる。今回は、記者の手持ちのスマートフォンのうち「iPhone 5」で試してみた。