写真●desknet's NEOの画面(スケジュールをドラッグ&ドロップできる)
写真●desknet's NEOの画面(スケジュールをドラッグ&ドロップできる)
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 ネオジャパンは2014年10月28日、Web型グループウエア「desknet's NEO」の新バージョンの提供を開始した。新版では、スケジュールや設備予約の予定をドラッグ&ドロップで追加/変更できるようにするなど、操作性を高めた(写真)。メールの誤送信を防ぐ機能も追加した。同日付けで、クラウド版もバージョンアップした。

 desknet's NEOは、同社が2012年12月から出荷しているWeb型のグループウエアソフトである(関連記事:ネオジャパン、グループウエア「desknet's NEO」がOracle DBで利用可能に)。オンプレミス型またはクラウド(SaaS)型で提供している。オンプレミス型のライセンスは、中規模/大規模向け(300人~無制限)の「エンタープライズライセンス」と、中小企業向け(5人~300人)の「スモールライセンス」の二つを用意している。

 desknet's NEOの特徴は、HTML5を採用して見栄えと操作性を高めていること。例えば、無駄な画面遷移(ページの切り替え)を極限まで排除したとしている。。さらにWebメールや文書管理の画面では、ドラッグ&ドロップでメールやファイルの整理ができる。画面は、パソコン用のほかにスマートデバイス用も用意している。

 今回の新バージョンでは、操作性を高める機能拡張や、管理性/セキュリティを高める機能拡張を施した。操作性の拡張では、スケジュールや設備予約の予定をドラッグ&ドロップで追加/変更できるようにした。また、ポータル(入り口)画面のメニューをカスタマイズして、他の社内システムにログインするためのアイコンなどを追加できるようにした。Webメールでは、メール作成時のひな形となるテンプレートを作れるようにした。

 管理性/セキュリティ面では、メールの誤送信を防止する機能を追加した。まず、メール送信前に、メールの内容を表示する機能を付けた。これにより、あて先の間違いや本文のミスなどを気付かせることができる。さらに、メール送信後一定期間保留する機能を付けた。これにより、送信を取り消せるようにした。また、ログインパスワードの設定ルールを強化した。必要な文字種/文字数やパスワードの再利用を禁止する回数などを柔軟に設定できるようにした。