インテルは2014年10月30日、都内でソフトウエア開発者向けのカンファレンスを開催し、クロスプラットフォームのアプリ開発環境について、最新情報を提供した。
基調講演に登壇した米インテル デベロッパー製品部門 パフォーマンス・クライアントおよびビジュアル・コンピューティング部長のジェフ・マクベイ氏は、自身のウィンタースポーツの経験を例に挙げ、「競合他社も努力していることを意識し、正しい方向に最適化していくこと。競技に適した道具を使う必要もある」と語りかけた(写真1)。
デバイスのトレンドとしては、「Android端末は毎時間のように増えており、新しいデバイスも続々登場している。一方、Windowsはあまり話題になっていないが、かなりの台数が存在しており、無視できない存在」(マクベイ氏)と分析する(写真2)。
Google Playに公開されたAndroidアプリの数は、過去12ヶ月間で40%以上伸びているという。「膨大なアプリの中で、いかに飛び抜けた存在になるか」(マクベイ氏)と疑問を投げかけ、その答えとして「最初からマルチプラットフォーム対応を意識すること」(同)を挙げる。