日本民間放送連盟(民放連)、日本広告業協会(業協)、日本アドバタイザーズ協会の3団体は、「字幕付きCM普及促進協議会」を2014年10月28日に設立した。

 こうした団体については、2014年1月~6月に開催された総務省の「スマートテレビ時代における字幕等の在り方に関する検討会」の取りまとめにおいて、関係3団体の連携の場をつくり、検討会終了後も引き続き課題の検討を行うことが必要と指摘していた。これを踏まえて、3団体が協議会設立に向けて準備を進めてきた。

 協議会の運営規則において、「聴覚障害者の情報アクセシビリティ向上のため、関係3団体の連携により、字幕CMの普及を図ること」を協議会の目的として記載した。

 28日の第1回運営委員会では、運営規則などを決めたほか、今後1年間の活動計画として、字幕付きCMセミナー(第1回は12月9日に関係者を対象に開催)や障害者団体との意見交換会を開催していくことなどを決めた。

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