写真●スティック型映像配信端末「Fire TV Stick」
写真●スティック型映像配信端末「Fire TV Stick」
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 米Amazon.comは現地時間2014年10月27日、スティック型映像配信端末「Fire TV Stick」を発表した。テレビのHDMIポートに差し込んで、インターネット経由のストリーミング動画などを手軽に視聴できる。

 Fire TV Stickは、Amazon.comの会員制有料プログラム「Amazon Prime」の加入者向けビデオストリーミングサービス「Prime Instant Video」をはじめ、「Netflix」「Hulu」「Vevo」「YouTube」「Prime Music」「Pandora」「Spotify」「NBA Game Time」といったサービスのビデオや音楽コンテンツにアクセスできる。スマートフォンやタブレット端末上のコンテンツをミラーリング再生したり、付属のリモコンを使ってゲームを操作したりできる。Amazon.comのビデオレンタル/販売サービス「Amazon Instant Video」も利用可能。

 デュアルコアプロセッサと1GバイトのRAMメモリー、8Gバイトのストレージを備える。米Googleの「Chromecast」と比べて「処理能力が50%高く、メモリーは2倍、ストレージ容量は4倍」という。外形寸法は84.9×25.0×11.5mm。デュアルバンドWi-Fiをサポートし、専用リモコンと音声検索可能な専用アプリケーションが付属する。

 米国での希望小売価格は39ドル。すでに注文の受付を開始しており、11月19日に出荷を開始する予定。

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