米Microsoftは現地時間2014年10月27日、「Office 365」ユーザーに提供するオンラインストレージサービス「OneDrive」の容量を無制限にすると発表した。
同社は今年6月に、Office 365ユーザー向けのOneDriveの上限を20Gバイトから1Tバイトに引き上げた（関連記事：Microsoft、「OneDrive」の無償容量を15GBに、Office 365には1TB）が、今後上限を取り払い、「Office 365 Home」「同Personal」「同University」のユーザーは追加料無しで好きなだけOneDriveを使用できる。
無制限提供は、同日より数カ月かけて段階的に実施する。早く無制限使用を始めたい場合は、専用ページからプレビュープログラムに申込みができる。
またMicrosoftは、企業向けストレージサービス「OneDrive for Business」についても無制限化計画を進める。数日のうちにOffice 365ロードマップのリストに加え、2015年に無制限提供を開始する予定。
ちなみにOffice 365の利用料は、Homeが月額9.99ドル（年額99.99ドル）、Personalが月額6.99ドル（年額69.99ドル）、Universityが4年間で79.99ドルとなっている。
Office 365ユーザーではない場合、OneDriveは無償で最大15Gバイト使用可能。月額1.99ドルで100Gバイト、3.99ドルで200Gバイトに拡大できる。
競合する米Googleの「Google Drive」は、最大15Gバイトまで無償で利用可能。今年3月に有償プランを改定し、100Gバイトを月額1.99ドル、1Tバイトを月額9.99ドルに値下げしている（関連記事：Googleが「Google Drive」を大幅値下げ、1TBプランが5分の1に）。
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