日立製作所は2014年10月23日、2015年3月期上期(2014年4月~9月)の連結決算予想を上方修正した。同社は7月31日にも上方修正を発表しており、2度目の上方修正となる。「国内SIサービスが好調だった」(広報)という。

 売上高は7月に発表した予想を400億円上回る4兆4900億円。国内SI事業を中心とした情報・通信システム部門が堅調だった。海外ストレージ事業における為替影響も売上高を押し上げた要因の一つだという。営業利益は290億円上方修正し、2140億円と予想する。欧州向けの鉄道事業など社会・産業システム部門が好調だった。