写真1●ライオンが開設した「Lidea(リディア)」。暮らしのマイスター5人が生活に役立つ情報を発信する
写真1●ライオンが開設した「Lidea(リディア)」。暮らしのマイスター5人が生活に役立つ情報を発信する
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写真2●10月23日のLidea発表会で説明するライオン快適生活研究所の伊野波美恵子所長
写真2●10月23日のLidea発表会で説明するライオン快適生活研究所の伊野波美恵子所長
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 ライオンは自社の生活情報提供サイトをリニューアルし、2014年10月23日、新たに「Lidea(リディア)」を開設した(写真1)。フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアや、グーグルやヤフーといった検索サイトからLideaに流入してくる消費者に、暮らしの悩みに応えたり暮らしに気付きを与えたりするコンテンツを提供する。

 コンテンツ面の特徴は、暮らしのアイデアの発信や消費者からの質問に答えるのが、同社研究所のエキスパートである点。2011年に開設したライオン快適生活研究所の研究員である「暮らしのマイスター」が日々の研究成果を基に、生活に役立つアイデアを公開したり、消費者からの質問に答えたりする。

 マイスターは、オーラルケア、ヘルスケア、洗濯、リビングケアの4分野で5人おり、各分野で役立つ情報を提供する。例えば洗濯では、冬場に人気のダウンジャケットについて紹介。「家で洗う場合、水に浸しても浮いてしまう。そこで洗濯機の洗濯槽をオケの代わりに使って押し洗いするのがよい」といった情報を提供する。

 ライオン快適生活研究所の伊野波美恵子所長は、「リニューアルを機にソーシャルメディアと連携したこともあり、よりお客様と双方向のコミュニケーションを図れるようになった。オーラルケアなどに関する質問を受け付けて、検証を着実に行い、確かな情報を提供していく。また動画コンテンツも活用し、テキストや画像だけでは難しかった、細かな点も伝えていきたい」と話す(写真2)。