写真●NTTドコモは2014年10月20日、北海道地域を中心に通信障害が発生したと発表した
写真●NTTドコモは2014年10月20日、北海道地域を中心に通信障害が発生したと発表した
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 NTTドコモは2014年10月20日、午前5時45分ごろから北海道地域を中心に携帯電話の一部の端末で通信障害が発生していると発表した。音声通話とデータ通信が利用しづらい状況だという。21日0時時点では復旧していない。

 対象となるのは同社が北海道地域で契約した利用者で、最大70万件におよぶ可能性がある。北海道地域で契約した後、転居した利用者にも影響があるという。対象となる利用者には同社のホームページやポータルサイト「iMenu」で案内するとしている。

 通信障害の原因は、同社のネットワーク設備の輻輳(ふくそう)としている。同社の提供するLTE回線「Xi(クロッシィ)」と第3世代携帯電話サービス「FOMA」を利用する一部の端末が通信障害の影響を受ける。Xiでは音声通話の発着信やデータ通信がしづらく、FOMAでは音声通話の着信がしづらい状況だという。