写真●丸の内アナリティクスが開催した「Spin-out Meetup」
写真●丸の内アナリティクスが開催した「Spin-out Meetup」
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 データ分析に携わるビジネスパーソン有志が集まる勉強会コミュニティ「丸の内アナリティクス」は、データ分析に興味を持つ一般のビジネスパーソンや分析に携わる学生を対象に、一般公開の勉強会を2カ月おきに開催する意向を明らかにした。1回目の公開勉強会「Spin-out Meetup」(写真)は既に終了したが、次回は、2014年12月12日に開催の予定だ。

 丸の内アナリティクスは2014年5月から始まる、データ分析に特化した勉強会コミュニティ。リクルートキャリアの中途事業本部でデータサイエンスグループを率いる原田博植氏を中心に設立された。

 原田氏は「今後、あらゆる企業でデータ分析が正しく、速く、多く行われることを目指し、最終的に日本全体のグローバル競争力をデータ分析で高められるようにすることを念頭にコミュニティを立ち上げた。データ分析のユーザー企業の担当者に開かれた場にしていきたい」と、意気込みを語る。

 このところ、データ分析や分析環境作りについて様々な勉強会が開催されている。専門性が高かったり技術色が強かったりするものは少なくない。「ビジネス寄りでしかも『分析はこれから』というビジネスパーソンでも参加できる勉強会を作ろうと、準備を進めてきた」と原田氏は明かす。「集まりを機に、分析を担う参加者同士が交流して、ビジネスにもプラスになる場にできれば」と続ける。