写真1●サイボウズの「kintone」展示ブース
写真1●サイボウズの「kintone」展示ブース
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写真2●「Google Maps」のAPIと連携させて地図とデータを連携させたデモ画面
写真2●「Google Maps」のAPIと連携させて地図とデータを連携させたデモ画面
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写真3●30分間でアプリを開発できる相談コーナーも設けている
写真3●30分間でアプリを開発できる相談コーナーも設けている
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 2014年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2014」でサイボウズは、2014年12月に発売予定のグループウエア「サイボウズ ガル-ン4」(関連記事)や、クラウド型業務システム「kintone」について参考出展している(写真1)。

 同社は2014年4月から、顧客管理や案件管理向けのアプリケーションを開発できるkintoneの「ライトコース」と、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)も提供する「スタンダードコース」の2つを設けた。ライトコースではプログラミングせずに、簡単なマウス操作だけでアプリを開発できる。スタンダードコースでは、kintoneのAPIを用いることでユーザー企業の基幹システムと連携させることなどが可能だ。

 スタンダードコースで提供するAPIは、企業の持つデータベースと連携させるためのREST APIと、アプリの画面をカスタマイズできるJavaScript用のAPIの2種類。後者は、例えば米グーグルの提供する「Google Maps」のAPIと連携させることで、見積もり案件などのデータを地図と連携させて表示するアプリを開発できる(写真2)。

 ライトコースの利用料金は1ユーザー当たり月額780円(税別)。スタンダードコースは1ユーザー当たり月額1500円(同)で、両コースとも初期費用は無料だ。

 展示ブースでは、kintoneを用いた業務アプリを30分間で開発できる相談コーナーも設けている(写真3)。同コーナーで開発したアプリは、テンプレートとして持ち帰ることができ、30日間は無料で利用できるという。