写真1●13.3型の電子ペーパー端末「DPT-S1」
写真1●13.3型の電子ペーパー端末「DPT-S1」
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写真2●「VPL-FHZ55」。有効光束は4000ルーメン
写真2●「VPL-FHZ55」。有効光束は4000ルーメン
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写真3●HDビデオ会議システム「PCS-XC1」。実勢価格は約40万円で、同社としては下位モデルになる
写真3●HDビデオ会議システム「PCS-XC1」。実勢価格は約40万円で、同社としては下位モデルになる
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 ソニービジネスソリューションは、2014年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2014」で、電子ペーパー端末「DPT-S1」(写真1)などを展示している。

 DPT-S1は2013年12月3日に発売された、A4判に近い13.3型画面を備える電子ペーパー端末。解像度は1200✕1600ドットで、モノクロ16階調表示になる。厚さ6.8mmで重さ358gと、13.3型の電子ペーパー端末としては最薄・最軽量だという。表示できるのはPDFファイルのみ。4GBの内蔵メモリーかmicro SDカードスロットに保存した書類を閲覧できる。また、電磁誘導方式のペンが付属し、表示した書類に書き込みなどができる。IEEE 802.11b/g/n方式の無線LAN機能も内蔵する。実勢価格は約10万円。

 同社はDPT-S1を持つ会議の参加者に、資料を一斉配信するシステム「デジタルペーパー会議ソリューション」も提供している。大学の講義や演習での利用事例もあり、北海道大学や大阪大学には数百台販売したという。同社は教育市場に特化した「デジタルペーパー学習支援ソリューション」も今秋発売する予定だ。

 そのほかソニービジネスソリューションのブースでは、電源を入れてから約6秒で投写できるプロジェクター「VPL-FHZ55」(写真2)や、11月に発売する予定のHDビデオ会議システム「PCS-XC1」(写真3)も展示している。