写真1●デスクトップの録画データを再生しているところ
写真1●デスクトップの録画データを再生しているところ
クライアントパソコンがマルチ画面を使っていても、すべての画面を録画され、左にあるウインドウで切り替えができる。
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写真2●デスクトップを録画するイベントの設定画面
写真2●デスクトップを録画するイベントの設定画面
クライアントパソコンがマルチ画面を使っていても、すべての画面を録画され、左にあるウインドウで切り替えができる。
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 2014年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2014」で、Skyは、同社のクライアント管理ソフト「SKYSEA Client View」による情報漏洩対策の展示に力を入れている。業務委託業者やインテグレーターなどが、社内のクライアントパソコンを従業員に代わって操作するケースを想定して、デスクトップを録画する機能をデモで紹介する。

 SKYSEA Client Viewの画面操作録画機能は、管理者が「csvファイルを出力する」「指定フォルダーにアクセスする」といったイベントを設定すると、クライアントパソコンでこれらのイベントを実行されたときに、自動的にデスクトップの録画が始まり、サーバーに保存される(写真1写真2)。

 業務委託業者やインテグレーターといった社外の人が利用するクライアントパソコンを操作するときは、管理者画面から録画を実行することも可能。デモを行った説明員は、「パソコンを操作する人に、デスクトップが録画されていると伝えるだけでも、情報漏洩の抑止力になる」としている。