写真1●ビーコンの発信機（左）とスタンプラリーを体験できるアプリを搭載するiPad（右）
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写真2●展示ブース付近の間取り図。ビーコンを計5台設置している
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ジェーエムエーシステムズ（JMAS）は2014年10月15日から17日に開催中の「ITpro EXPO 2014」で、同社が注力するモバイル向けのアプリケーションのデモを展示している。
展示しているデモは、iPadとBLEビーコン（iBeacon）を連携させるもの。iBeaconは、店舗などに設置した発信機がiPhoneやiPadとBluetoothで通信して位置情報を検出できる近距離通信技術だ。
展示ブース付近5カ所にビーコンの発信機を設置し、訪問者がiPadを持って近づくと、搭載するアプリケーションでスタンプラリーを体験できる（写真1、写真2）。発信機は市販のもので1個1000円程度。同社は、ビーコン活用のアプリ開発に注力していることをアピールしている。
同社は2014年10月末に、ビーコンを活用する法人向けクラウドサービス「Beacapp」を開始する。専用アプリケーションの開発から端末の設置、実際の運用までをサポートする。Beacapp専用の管理画面では、利用者の位置情報についてログ解析もできる。
SDK（ソフトウエア開発キット）の提供も予定しており、小売店などが既に提供しているアプリに組み込むだけで運用を開始できるという。「約2週間で運用開始できるのでスピード導入に適する」（同社説明員）。同サービスでは、90日間の無償トライアル期間も設ける予定だ。
