写真1◎Amazon S3上の動画データをSMART/InSightから検索する
写真1◎Amazon S3上の動画データをSMART/InSightから検索する
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写真2◎Amazon Kinesisに蓄積したセンサーデータを、SMART/InSight G2で視覚化する。専用アプリをインストールしたスマートフォンの位置を展示場内で検知した結果を示している
写真2◎Amazon Kinesisに蓄積したセンサーデータを、SMART/InSight G2で視覚化する。専用アプリをインストールしたスマートフォンの位置を展示場内で検知した結果を示している
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 スマートインサイトは、同社のエンタープライズ検索ソフト「SMART/InSight G2」のクラウド対応を進める。まずは2014年11月に提供開始する新版で、クラウドストレージのAmazon S3上に保存したデータに対しても、社内のデータと同じように検索できるようにする。

 2014年10月17日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2014」の展示ブースでは、S3上の動画データをSMART/InSightから検索するデモを行っている(写真1)。

 SMART/InSight G2は、ファイルサーバー、業務アプリケーション、データベース、SNSデータなど、社内のあらゆるデータを横断的に検索、ユーザーが理解しやすい形に整理・視覚化して表示するパッケージソフトである。

 11月の機能強化版はAmazon S3上のデータを対象とするが、その後、クラウド型データベースの「Amazon RDS」、ストリーム型データの蓄積サービス「Amazon Kinesis」などにも順次、対象を広げる計画。会場では、Amazon Kinesisで収集したセンサーデータを、SMART/InSightの画面上でリアルタイムに視覚化表示するデモも実演していた(写真2)。

 2015年中には、ビッグデータを蓄積・分析するための新製品の投入も予定している。