写真●NTTアドバンステクノロジ「インテリジェントマイクライブラリ」のデモ展示
写真●NTTアドバンステクノロジ「インテリジェントマイクライブラリ」のデモ展示
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 NTTアドバンステクノロジは、2014年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2014」で、高騒音下でもクリアに音声が聞こえるようにするソフトウエアのデモを展示している(写真)。

 これは10月に発売した新製品「インテリジェントマイクライブラリ」。AndroidおよびWindows(インテルのCPUを使う必要がある)上で動作するソフトウエアライブラリだ。iOSおよびDSP(米テキサス・インスツルメンツのC55)にも対応予定である。

 想定される用途の一つはカーナビ。音声認識を使って入力することがあるが、ロードノイズや車内でかけている音楽、助手席の人の話し声などによって誤認識することもあり得る。こうした場面で、誤認識を減らすために使うケースが考えられるという。

 デモでは、ロードノイズと音楽が流れている騒音環境を想定し、インテリジェントマイクライブラリを使う場合と使わない場合で音の聞こえ方が明らかに違うことを体感できる。このライブラリーは、40dB分のノイズ軽減が可能だ。

 また同社のブースでは、12月に発売予定の遠隔会議用マイク・スピーカー「R-Talk 1500」を静態展示している。