2014年10月15日から東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2014」では、米マイクロソフト コーポレーション コーポレートバイスプレジデントの沼本健氏が特別講演に登壇し、同社が提案するIoTソリューションについて解説した（写真1）。

写真1●米マイクロソフト コーポレーション コーポレートバイスプレジデントの沼本健氏
写真1●米マイクロソフト コーポレーション コーポレートバイスプレジデントの沼本健氏
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　沼本氏はIoTの定義について、「業界で一義的に決まっているわけではなく、アナリストやベンダーなどが独自に定義している状態」と指摘する。マイクロソフトでは、IoTにとって重要な要素技術が「モノ」「コネクティビティ」「データ」「アナリティクス」の四つに収れんしていくものと予測しているという（写真2）。

写真2●マイクロソフトが考えるIoTの要素技術
写真2●マイクロソフトが考えるIoTの要素技術
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　一方、IoTについては「2120億個のモノがつながる」（IDC予測）といった、途方もない数字が挙げられることが多い。「世界中のお客様と話している中で、具体的にどういったソリューション展開をしていけばよいか分かりにくい、という声が多い」（沼本氏）という。