写真●Bluetoothキーボードでマジックコネクトを使っている様子。画面内は、遠隔地にあるWindowsパソコンのデスクトップ。メモ帳を開いて、キーボード入力を行っている
写真●Bluetoothキーボードでマジックコネクトを使っている様子。画面内は、遠隔地にあるWindowsパソコンのデスクトップ。メモ帳を開いて、キーボード入力を行っている
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 NTTアイティのリモートアクセスサービス「マジックコネクト」が、Bluetoothキーボードでの操作に正式対応する。2014年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催中の展示会「ITpro EXPO 2014」の同社ブースでは、来場者が体験できるコーナーを用意している。

 マジックコネクトは、遠隔地にあるパソコンをネットワーク越しに操作するためのリモートアクセスサービス。パソコンからパソコンにアクセスするだけでなく、iPhone/iPadやAndroid端末といったスマートデバイスからパソコンにアクセスすることもできる。パソコンの場合はUSBキー型のドングルなどを利用するが、スマートデバイスでは専用アプリを利用する。

 従来のマジックコネクトは、スマートデバイスとつないだBluetoothキーボードでの操作には対応していなかった。そのため、遠隔地のパソコン上でテキストをコピー・アンド・ペーストするなどの操作は、Bluetoothキーボードでは行えなかった。今回の対応は、Bluetoothキーボードでマジックコネクトを操作したいというスマートデバイスユーザーの要望に応えた形だ。

 Bluetoothキーボードへの対応は、11月4日から。既にアプリを使っているユーザーは、アプリをアップデートすることで利用できる。

 iPhone/iPadでの動作環境は、iOS 7以上であること。動作確認済みのキーボードは、アップルの「Apple Wireless Keyboard (JIS)(MC184/JB)」。Android端末での動作環境は、Android 4.1以上であること。動作確認済みのキーボードは、マイクロソフトの「U6R-00022」とエレコムの「TK-FBP069」。