米Microsoft傘下のSkypeは現地時間2014年10月14日、ビデオメッセージングアプリケーション「Skype Qik」を公開した。ビデオは最長で2週間保存され、その後消去される。
Skype Qikは、簡単な操作でビデオを撮り、共有し、複数の友達と会話ができる。送信したビデオメッセージは2週間経つと自動的に消去される。
間違ってメッセージを送信してしまった場合や、送ったビデオが気に入らなかった場合、そのビデオメッセージが既読・未読に関わらず、チャットから削除することができる。メッセージを受け取りたくない相手をブロックする機能も備える。
受け取ったメッセージに対してすぐに返事したいがビデオを録画している時間がないときなどは、「Qik Flik」機能であらかじめ保存しておいたGIFアニメのような5秒間の動画を使って即座に返信できる。
Skype QikはAndroid版、Windows Phone版、iPhone版がすでに公開されている。ブロック機能はAndroidおよびWindows Phone版で提供し、iPhone版でも数カ月以内に対応する。Qik FlikはAndroid版とiPhone版で利用可能。Windows Phone版にも数カ月以内に追加する。
なお、アプリケーション配信ストアの説明文では、メッセージ送信者がビデオをあとから削除できるが、削除前に受信者がビデオを保存することも可能であることを注釈として添えている。一定時間で画像が消えるメッセージングサービスを展開する米Snapchatは、同社サービスのユーザーが利用していたサードパーティーのサイトから大量の画像が流出した（関連記事：Snapchatの画像が大量流出、原因はサードパーティーのサイト）。
[発表資料へ]
