水深12mでの水中撮影が可能なコンパクトデジカメ「RICOH WG-30」
水深12mでの水中撮影が可能なコンパクトデジカメ「RICOH WG-30」
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 リコーイメージングは、水深12mでの水中撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-30」「RICOH WG-30W」を10月下旬から順次発売する。2月に発売した「RICOH WG-20」の後継機で、防水性能と画質をともに高めた。価格はオープン。

 IPX8相当の防水性能と高さ1.5mからの耐落下衝撃性能、PI6X相当の防塵性能、マイナス10度までの耐寒構造、100kgfまでの耐荷重構造を備えた。有効1600万画素の裏面照射型CMOSセンサーと35mm換算28~140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載。フルHD(1920×1080ドット)で30fpsの動画撮影が可能。

 電子式手ぶれ補正と高感度ぶれ軽減モード、動画撮影専用の電子式手ぶれ補正「Movie SR」の3種類の手ぶれ軽減を搭載する。背面の液晶モニターは2.7型で、写り込みを軽減するAR(Anti-Reflection)コートを施した。レンズ周囲には近距離用LED補助光を6灯配置し、自分撮りアシスト機能などを備える。

 約68MBの内蔵メモリーとSD/SDHC/SDXCカードスロットを搭載する。専用リチウムイオンバッテリーで動作し、フル充電で約300枚の写真撮影が可能(CIPA規格準拠)。本体寸法は幅122.5×高さ61.5×厚さ29.5mm。

 WG-30は、本体色が「エボニーブラック」「バーミリオンレッド」の2種類。無線LAN機能内蔵メモリーカード「Eye-Fiカード」連携機能を備える。重さは約192g(電池、メモリーカードを含む)。予想実売価格は2万円台後半。10月下旬発売。

 WG-30Wは、IEEE802.11/b/g/n無線LAN機能を内蔵したモデル。本体色は「カーボングレー」「フレームオレンジ」。重さは約194g(電池、メモリーカードを含む)。予想実売価格は3万円台前半。12月発売予定。