NTTPCコミュニケーションズは、「MessageCare for Salesforce」を2014年10月9日に発表。同日より提供を開始した。

 同サービスは、セールスフォース・ドットコムの顧客管理サービス「Salesforce」に登録してある顧客情報に、その顧客とやり取りしたメールをひも付けることで、情報を一元管理できるというもの。「Salesforce」の画面上で、メールの閲覧や返信といった操作ができる(図)

図●「MessageCare for Salesforce」の導入効果
図●「MessageCare for Salesforce」の導入効果
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 Salesforceに登録している顧客単位で、顧客とのメールの情報を管理できる。メールとSalesforce上の顧客情報は簡単な操作でひも付けられるので、顧客への対応状況を社内で迅速に共有できる。一元管理された情報は、顧客の声を活かした戦略を検討する材料になる。Salesforce用のモバイルアプリ「Salesforce1」からも利用できる。

 料金(税別)は、初期費用が5万円(新規申し込み1回当たり)、月額費用が900円(ID一件当たり)。なお利用に当たっては、Salesforceとの契約や、利用中のメールアカウントが必要だ。また、提供は10IDからで、最低利用期間は1年間である。