写真1●HTCの「Desire EYE」
写真1●HTCの「Desire EYE」
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写真2●円筒型の小型カメラ「RE」
写真2●円筒型の小型カメラ「RE」
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 台湾HTCは現地時間2014年10月8日、自分撮りに焦点を当てたスマートフォンの新モデル「Desire EYE」(写真1)や円筒型小型カメラ「RE」(写真2)など、「撮影についての考え方を変える」とする一連の新製品を発表した。

 Desire EYEは、5.2インチのフルHDディスプレイを搭載し、米Qualcomm製の「Snapdragon 801」プロセッサを内蔵する。1300万画素のカメラを前面と背面に装備。照明が弱い環境でも鮮明に撮影できるBSIセンサーを備え、さらに暗い場所でも自然なトーンを再現するデュアルLEDフラッシュを両カメラに搭載する。

 HTCは「可能な限り簡単な操作でベストな自分撮りができるよう設計した」としている。2段階のカメラキーにより、フォーカス合わせと撮影が片手でも簡単に行える。

 円筒型カメラのREは、グリップセンサーを内蔵し、手に取るだけで起動する。シャッターボタンを短く押して静止画を、長押しで動画を撮影できる。1600万画素CMOSセンサーを備え、1080p HDビデオ撮影に対応する。146°の広角レンズを搭載し、スローモーション撮影やタイムラプス撮影が可能。

 同社はそのほか、画像処理ソフトウエア「EYE Experience」、ビデオ編集アプリケーション「Zoe」も発表した。いずれもDesire EYEで利用可能。EYE Experienceは同社の他の機種にも順次拡大する。ZoeはまずAndroid版を無償提供し、年内にiOS版をリリースする。

 Desire EYEは米国、アジア、EMEA(欧州/中東/アフリカ)で今月後半より販売を開始する。REも今月後半より米国で発売し、希望小売価格は約200ドルとなる見込み(米Forbesの情報)。

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