米Appleがインドで、iPhone 6と同6 Plusをまもなく発売すると複数の海外メディアが現地時間2014年10月6日に、インドの英字新聞、The Times of Indiaの記事を引用して伝えた。

 それによると、インドにおけるAppleの認定再販業者が10月7日に予約受付を開始し、10月17日に販売を始める。Ingram Micro、Redington、Rashi Peripherals、Relianceといった同国の業者がiPhone 6と同6 Plusを取り扱うという。

 Appleは販売価格について明らかにしていないが、これら再販業者の情報によると、iPhone 6は16Gバイトモデルが5万3500ルピー (約9万4800円)、64Gバイトモデルが6万2500ルピー(約11万800円)、128Gバイトモデルが7万1500ルピー(約12万6800円)。iPhone 6 Plusは、それぞれ6万2500ルピー(約11万800円)、7万1500ルピー(約12万6800円)、8万500ルピー(約14万2800円)となる。

 iPhone 6/6 Plusは、9月19日の世界10カ国/地域での発売を皮切りに、同月26日は第2弾として、欧州各国、ロシア、ニュージーランド、台湾など20カ国/地域以上で販売が始まった。またAppleは先ごろ、中国で10月17日に販売を開始すると発表している。同社は年末までに115の国/地域で新型iPhoneを発売する予定(関連記事:「iPhone 6/6 Plus」の中国での予約数、6時間で200万台に到達)。

 米BGRなどの報道によると、Appleは当初インドで9月26日に新型iPhoneを発売するとしていたが、その後、発売日に関する情報の掲載を取りやめた。このことからインドでの発売は11月にずれ込むとの観測が流れていた。