米Appleが現地時間2014年10月16日に製品発表イベントを開催する見通しだ。米IT系メディアサイト「Re/code」が複数の関係者から得た情報として最初に伝え、米Wall Street Journalも関係者の確認をとったとして報じている。

 Re/codeによれば、10月のイベントはApple本社の「Town Hall Auditorium」で開かれ、スマートフォンの新製品「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」やウエアラブル端末「Apple Watch」などを発表した9月のイベントより「肩の力を抜いた雰囲気」になりそうだという。タブレット端末「iPad」の新機種、一体型パソコン「iMac」の新モデル、さらに次期パソコンOS「OS X Yosemite」も正式に発表するとみられる。

 10月のiPad発表イベントについてはこれまで様々なメディアが報じており、インターネット新聞「Daily Dot」は「10月21日」と予測していた(関連記事:Apple、iPad新モデルの発表イベントを10月21日開催か)。同イベントでは、9.7インチiPadの第6世代モデルと7.9インチ「iPad mini」の第3世代モデルの登場が期待されている。10月初めには、iPadのカラー展開に「ゴールド」を追加すると伝えられている(関連記事:Apple、iPadに「ゴールド」追加か、iPhoneと同じ3色展開との報道)。

 また、Appleが法人向けの12.9インチiPadを準備しており、2015年第1四半期に生産を開始するとの噂もある(関連記事:Apple、法人市場狙う12.9インチのiPadを発売か)。

 そのほか、Apple関連の情報サイト「9to5Mac」は9月末に、「Retina」ディスプレイ搭載の新iMacが最終テスト段階に入ったと報じている。