パナソニックは2014年10月2日、10.1型ディスプレイを搭載した変形ノートパソコン「Let's note(レッツノート) RZ4」の発表会を開催した(写真1、関連記事:パナソニックが10.1型画面で約745gの「Let's note RZ4」を発表、Core M採用で軽量化徹底)。発売は10月17日で、実勢価格は約16万円(税別)から。世界最軽量をうたう745gの軽さをアピールし、タブレットからの移行を含む新たなパソコン需要の掘り起こしに意欲を示した。

写真1●「Let's note RZ4」を片手で掲げる女優の比嘉愛未さん
写真1●「Let's note RZ4」を片手で掲げる女優の比嘉愛未さん
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 同社ITプロダクツ事業部の原田秀昭事業部長(写真2右)は、「RZ4は『タブレットは手軽だがキー入力が不便』といったユーザーの声から生まれた。当社はビジネスパーソン・法人用途で12型前後の画面サイズのモバイルノートに注力してきた。今後もそのサイズが主軸であることは確かだが、10.1型ディスプレイのRZ4の投入で、これまでタブレットを使っていた新規のユーザーを獲得したい」と述べた。

写真2●比嘉愛未さんと握手するパナソニックITプロダクツ事業部の原田秀昭事業部長
写真2●比嘉愛未さんと握手するパナソニックITプロダクツ事業部の原田秀昭事業部長
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 745gというRZ4の重量は、米アップルの9.7型タブレットの「iPad Air」(469g)などと比べると重い。しかし、Bluetoothキーボードなどの入力デバイスをタブレットと併用するときは、重量差は縮まる。