セイコーエプソンとエプソン販売は2014年10月2日、腕時計型活動量計「PULSENSE(パルセンス)」シリーズ3機種と、腕時計型GPS機器「WristableGPS」、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf MT500GII」を発売すると発表した。

写真1●「PULSENSE」シリーズ。中央の時計表示機能がある製品が「PS-500B」
写真1●「PULSENSE」シリーズ。中央の時計表示機能がある製品が「PS-500B」
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写真2●PULSENSEシリーズを腕の触れる背面から見ると、光源となるLED光が見える
写真2●PULSENSEシリーズを腕の触れる背面から見ると、光源となるLED光が見える
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 現在販売されているリストバンド型の活動量計は、加速度センサーを搭載して「体の動き」を計測している。PULSENSE(写真1)は、加速度センサーに加えて、脈拍センサー(写真2)も搭載する。脈拍を測定することで、消費カロリーなどをより正確に計算することが可能だ。脈信号を受光するセンサーの感度を他社の約5倍にすることで、光源となるLEDの消費電力を削減。約36時間連続で脈拍を連続計測できる。また、CPUや脈拍演算部、アナログ部などの機能を1つにまとめた統合ICを開発し、本体を小型化した。計測した動きや脈拍のデータはBluetoothを通じて、iOS/Android用のアプリ「PULSENSE View」に転送して表示・分析できる。

 PULSENSEシリーズには、時計機能を備えた「PS-500B」(実勢価格約2万円)と、リストバンド型の「PS-100BL」「PS-100BS」「PS-100TL」「PS-100TS」(実勢価格約1万5000円)がある。型番の「B」は本体色ブラック、「T」は本体色ターコイズブルー、「S」と「L」はサイズを表す。発売は11月6日。