写真●ベアメタル型アプリプラットフォームの管理画面イメージ(出典:リンク)
写真●ベアメタル型アプリプラットフォームの管理画面イメージ(出典:リンク)
[画像のクリックで拡大表示]

 リンクは2014年10月1日、物理サーバー機を使ったホスティングサービス「ベアメタル型アプリプラットフォーム」(写真)を強化し、利用を終えたサーバーについてデータ消去証明書を発行するオプションサービスを新たに用意した。

 前提となるベアメタル型アプリプラットフォームとは、物理サーバー機を使ったホスティングサービスである。最大の特徴は、サーバー資源として物理サーバー機を使いつつ、仮想サーバーを用いた一般的なIaaSのように、Web画面から物理サーバー機の追加/削除ができること。

 さらに同社では、同サービスのメリットとして、情報漏えいに対するセキュリティの高さについてもアピールしている。物理サーバー機をユーザーごとに占有させる方式であるため、仮想サーバーを用いた手軽なクラウドサービスと異なり、サーバーの利用を終えた時にハードディスク上のデータを完全に消去できるとしている。

 今回、サービスのオプションとして、利用を終えた物理サーバーについて、データを完全に消去したことを示す「データ消去証明書」を発行するサービスを用意した。これにより、データの消去が証明されないためにクラウドサービスの利用を見送っていた企業も利用しやすくなるとしている。

 データ消去証明書を発行料金(税別、以下同)は、物理サーバー1台当たり5000円。なお、前提となるベアメタル型アプリプラットフォームの価格は、最小構成となる「限定モデル」(CPUはXeon L系の4コア、メモリー8Gバイト、ディスクはSATA 500Gバイト)の場合に、月額1万4800円または日額600円。