写真1●ソフトバンクモバイルも「Xperia Z3」を販売
写真1●ソフトバンクモバイルも「Xperia Z3」を販売
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 ソフトバンクモバイルおよびソニーモバイルコミュニケーションズ(以下ソニーモバイル)は2014年10月1日、ソニーモバイルのスマートフォン「Xperia Z3」をソフトバンクモバイルが11月下旬から発売予定であると発表した。ソフトバンクモバイルは2日から予約受付を開始する。

 ソフトバンクモバイルがソニーモバイルのスマートフォンを販売するのは初となる。これによりソニーモバイルのXperia Z3は大手3事業者から販売されることになる(関連記事1:au版「Xperia Z3」が発表、ISO12800の高感度撮影やハイレゾ再生強化など、関連記事2:全機種がVoLTEやハイレゾに対応、ドコモ2014冬春モデルの詳細)。

 Xperia Z3はOSにAndroid 4.4を採用。ディスプレイサイズは約5.2インチ(解像度は1920×1080ドット)。外形寸法は高さ約147mm×幅約73mm×厚さ約7.4㎜。重さ約154グラム。カメラ機能とハイレゾ音源対応機能が特徴である。カメラ機能は、「ISO12800の高感度撮影」および「進化した電子式手ブレ補正機能:インテリジェントアクティブモード」の二つをサポート。ISO12800撮影のサポートはXperiaシリーズを通してZ3が初となる。

 ハイレゾ音源対応機能の強化は、CDやMP3などの圧縮音源の解像度をハイレゾ相当(最大で96kHz/24ビット相当まで拡張)にアップスケーリングする独自技術「DSEE HX」を新たに搭載した。

 対応する通信方式は国内では、W-CDMA方式(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE方式(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP方式(2.5GHz)。ソフトバンクモバイルが提供するFDD-LTE方式のデータ通信サービスである「Softbank 4G LTE」とAXGP方式の「Softbank 4G」の両方が使える「Hybrid 4G LTE」に対応する。