ネットワンシステムズは2014年9月22日、会計事務所や地方公共団体向けにITサービスを提供するTKCのワークスタイル変革を支援したと発表した。全国約70拠点に散らばるTKCの全従業員2300人以上が利用する情報共有システムを構築し、2014年9月に本格稼働させた。

 新システムはビデオ会議やWeb会議、チャット、資料共有といった機能を備える。TKCの従業員は社内外で同僚や取引先とやり取りできるようになり、意思決定を速めたり、移動時間や出張費用を削減したりできるという。

 TKCは将来的に、新システムを活用して在宅勤務の仕組みを整備し、生産性や従業員満足度を高める考えだ。新システムの導入に当たっては、ビデオ会議に「Cisco TelePresence」、Web会議に「Cisco WebEx」、チャットや資料共有などに「Cisco Jabber」を採用した。