総務省は2014年9月19日、2013年度(2013年4月1日~2014年3月31日)の放送停止事故の発生状況を発表した。

 地上系・衛星系の放送での放送停止事故は508件(前年度比10%減)で、このうち報告が必要な重大な事故は33件だった。地上系・衛星系の放送の停止事故は、継続時間が15分未満のものが全体の約59%を占める。発生要因としては設備故障が最も多く、前年度に比べ第三者要因(停電を含む)による停止事故が増加している。

 有線一般放送の放送停止事故は102件(同18%減)で、重大な事故は12件となった。有線一般放送の停止事故は、前年度と同様に継続時間が2時間以上3時間未満のものが最も多い。発生原因で最多だったのは設備故障だった。

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