写真●iOS7.1.2からiOS8へアップデートする場合のダウンロード容量と必要空き容量(端末はNTTドコモのiPhone 5s)
写真●iOS7.1.2からiOS8へアップデートする場合のダウンロード容量と必要空き容量(端末はNTTドコモのiPhone 5s)
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 米アップルは現地時間2014年9月17日、同社のiPhone、iPod touchおよびiPadシリーズ向けモバイルOSの最新バージョン「iOS 8」の提供を開始した。日本では18日午前2時ころからダウンロードが可能となっている(写真)。

 ダウンロードサイズは1Gバイト前後、インストールに必要なストレージの空き容量は5Gバイト前後(端末の種類などで異なる)とかなり大きい。空き容量が足りない場合は、ユーザーデータを一時的に待避させたり、インストール済みのアプリをいったん削除したりするなどの対応が必要となる。

 iOS 8は、iOS 7から採用した「フラットデザイン」を継続しつつ、通知機能や検索機能、メールやメッセージ、写真など多くのOS標準機能や搭載アプリで様々な機能追加や強化、改善を図っている。

 特に注目なのは、今回からついに「サードパーティ製IME」が解禁される点だ。ジャストシステムやバイドゥなどが日本語IMEのリリースを予定している(関連記事1:ジャストシステム、iOS 8版ATOKの開発を表明、関連記事2:iOS 8向け日本語入力ソフト「Simeji」が開発中、最新画面と情報を入手)。

 新OSリリース時の付きものといえる不具合情報などについては、もし大きなものが出てくれば随時報告したい。iOS 8関連の最新情報については「ITproまとめ:iOS 8」に追加されていくので、こちらも参照していただきたい。