オリンパスイメージングは現地時間の2014年9月15日、ドイツ・ケルンで開催されている「Photokina 2014」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、ミラーレス一眼レフカメラやレンズに関する最新情報を解説した。
最初にオリンパスイメージング 代表取締役社長の小川治男氏が登壇(写真1)。デジタルイメージング市場について、「SNSの人気が高まり、より多くの写真を目にする機会が増えている。それに伴って、高い表現力をもった高画質の写真の需要も高まっている」と分析した。
マイクロフォーサーズ用レンズとしては、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」(35mm換算80-300mm相当)を発表した(写真2)。従来型のデジタル一眼レフカメラに同スペックのレンズを搭載した場合に3800gを要するのに対し、オリンパスの「OM-D E-M1」との組み合わせでは1380gに収まるという(写真3)。同レンズを装着したカメラを片手で持って走るカメラマンのイメージ映像を用いて、これまでにない機動性の高さをアピールした。