写真●東京都市大学が導入するPASMO機能付き学生証(サンプル)
写真●東京都市大学が導入するPASMO機能付き学生証(サンプル)
[画像のクリックで拡大表示]

 東京都市大学は2014年9月11日、PASMO機能付きの学生証・教職員証(写真)を後学期開始となる9月17日から導入すると発表した。発行枚数は約9000枚で、内訳は学生証が約8000枚、教職員証が約1000枚。東京急行電鉄が提供するPASMO機能付きICカードを採用し、東急建設と共同でシステム開発を行ったという。

 同大学がこれまで使っていたICカード式の学生証・教職員証は、「図書等窓口貸出システム」「入退室管理システム」「出席管理システム」「証明書発行機」などの利用機能を備えていた。

 今回、PASMO機能を付加したことにより、「交通機関の乗車券および定期券」「PASMO 電子マネー決済」「PASMO オートチャージサービス」の3機能が追加で利用可能になった。なお、PASMO オートチャージサービスの利用に当たっては、東急カードが発行する「TOP&カード(クレジット機能付き)」の申し込みが別途必要になる。

 同大学では今後、「より一層の利便性向上と教育環境の充実を図るため、学生食堂や文具ストアー、自動販売機などキャンパス内の電子決済インフラを充実させる」方針だという。