ジュピターテレコム（J:COM）は2014年9月4日、J:COMのケーブル多チャンネルサービス「J:COM TV」で、日本放送協会（NHK）が提供する外国人向けテレビ国際放送「NHKワールドTV」の放送を2014年10月1日に開始すると発表した。

　NHKワールドTVは、NHKが全世界に向けてニュース・情報番組を放送する24時間の英語チャンネルである。外国人訪問客が日本滞在時に、英語で日本の情報を含む最新ニュースなどを見ることができる。また日本人の語学勉強ツールとしても、英語放送の重要性が高まっているという。

　放送時間は毎日23時～翌朝5時の6時間。札幌・仙台・関東・関西・九州の全てのJ:COMエリア（旧JCNエリアは除く）で放送する。

　J:COMによる放送で視聴可能となる世帯は約310万である。8月29日に開催された総務省の「NHK海外情報発信強化に関する検討会」第1回会合で提出された資料によると2014年7月現在で国内での視聴可能世帯数は約160万と報告されている。J:COMによる放送開始により、視聴可能世帯数が一気に約3倍に増加することになる。

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