パイオニアは2014年9月4日、ITベンチャーの米トレジャーデータと自動車業界向け事業で業務提携すると発表した。2015年内をメドに、トレジャーデータが持つ最新のビッグデータ処理技術を活用し、新たなテレマティクスサービスを提供する。

 車載用機器やスマートフォンから収集した車の位置情報や周辺の交通状況、ドライバーの運転傾向といったデータを収集・分析する基盤にトレジャーデータの技術を採用する。パイオニアはトレジャーデータの技術を活用し、自動車の状態に合わせてメンテナンス情報を配信するといった新サービスを開発する。

 パイオニアはNTTドコモと2013年に、スマホに話しかけるだけで渋滞情報を得たり、電話やメッセージの送受信ができるアプリを共同開発し、NTTドコモのサービスとして提供している