韓国サムスン電子は2014年9月3日(現地時間)、ドイツのベルリン市でモバイル製品の発表イベント「Samsung UNPACKED 2014 Episode 2」を開催し、Sペン対応のNoteシリーズの最新モデル「GALAXY Note 4」を発表した(関連記事:サムスンがGALAXY Note 4を発表、「我々は決してスローダウンしない」)。これに加えて、直前に発表したスマートウォッチ「Gear S」、ヘッドマウント型のVRデバイス「Gear VR」も披露した。
モバイル利用できるヘッドマウント装置「Gear VR」
頭部に装着することでバーチャルリアリティの没入的な体験ができるヘッドマウント型デバイスとして、「Samsung Gear VR Innovator Edition」を発表した(写真1、写真2)。
ゴーグル状のデバイスには、前面に設けられたスロットに「GALAXY Note 4」の本体を装着して利用する(写真3)。実際のコンテンツはゴーグル側面のタッチパッドを介して操作、GALAXY Note 4上で再生したものをレンズを通して鑑賞する。眼前には96度の視野に3D空間が広がり、170インチの画面が2メートル前方にあるかのような迫力を得られるという(写真4)。