台湾エイスーステックコンピューター(ASUSTeK Computer、ASUS)は2014年9月3日(現地時間)、ドイツで開催される国際コンシューマー・エレクトロニクスショー「IFA 2014」に先駆けてベルリン市内でプレスカンファレンスを開催し、ノートPCやタブレット、スマートウオッチの新製品を発表した。
発表会にはコーポレート・バイス・プレジデントのエリック・チェン氏が登壇(写真1)。マザーボードメーカーから出発した同社が、モバイル端末やウエアラブルデバイスを手がけるまでの25年の歴史を振り返った。
スマートフォンについては「ZenFone」シリーズの成果を披露。台湾での予約開始後3時間で3万台の注文が殺到したことをはじめ、中国やインドでの好調ぶりを明らかにした。この成功を受けASUSは、LTE版ZenFoneを2014年第4四半期に欧州で発売するという。
199ドルの低価格Atomノート「EeeBook」
ノートPCとタブレットの新製品については、シニア・プロダクト・ディレクターのデレク・ユー氏が解説した。ユー氏はASUSによるネットブック「EeePC」シリーズを振り返り、その最新版としてAtom搭載のノートPC「EeeBook」を発表した(写真3)。