写真●BI導入サービス on ビットアイルクラウド(仮称)の概要(出典:ビットアイル)
写真●BI導入サービス on ビットアイルクラウド(仮称)の概要(出典:ビットアイル)
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 ビットアイルは2014年9月3日、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトの利用環境一式を月額制のクラウドサービスとして提供する「BI導入サービス on ビットアイルクラウド(仮称)」(写真)を発表、同日受注を開始した。10月から提供を開始する。要件定義のヒアリングを含め、最短で1週間程度で同社のIaaSクラウド上にBIシステムを構築する。

 価格(税別)は、初期導入費用が51万3000円から、運用費用が月額18万8000円から。サービスの販売窓口はデータセンター事業者のビットアイルだが、BIシステムの構築はSIベンダーのクロスキャットが担当する。

 BIソフトとして、オープンソースの「Jaspersoft」(開発会社は米Jaspersoftを買収した米TIBCO Software)を使う。予算と実績のデータから予実比較を行うレポートを作成する。業界向けテンプレートとして流通業界向けとソーシャルゲーム業界向けを用意しており、今後テンプレートを拡充する予定。

 ハードウエアプラットフォームとしては、ビットアイルクラウドの「プラットフォームサーバ Vシリーズ12Core」を使う。分析対象のデータはクラウド側に置くことを想定しており、必要に応じてデータをCSV(カンマ区切り形式)テキストなどでクラウドに転送して使う。