イオンとビッグローブは2014年9月1日、スマートフォンのサービス「イオンスマホ」の第3弾となる「イオンスマホLTE」を9月5日に開始すると発表した。

 販売店舗は、イオンなど392店舗とネットショップ「おうちでイオン イオンショップ」。また9月5日から10月5日まで、「PCNETアキバ本店」内の期間限定売場でも販売する。

写真●イオンスマホLTEで使用する端末「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」
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写真●イオンスマホLTEで使用する端末「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」

 販売台数は3万台。料金は月額2980円(税別、以下同)で、通話料は別途必要になる。9月2日から予約を開始している。他事業者からの同番号による乗り換え、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)にも対応する。

 通話・通信サービスはビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G ライトSプラン」を使用する。毎月2GBまで最大150Mbpsで利用でき、超過すると200kbpsに制限される。オプションで、高速通信容量を100MBあたり300円で購入することも可能だ。通話料は30秒20円。

 端末はTCT Mobile Limitedの「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」(写真)を採用した。OSはAndroid 4.3で、5インチ(1280×720)画面を持ちLTEに対応する。サイズは135.5×69.7×7.45mm、126g。前面130万画素、背面800万画素のカメラを搭載する。

 イオンはこれまで、通信料金と本体代金を合わせて月額2980円で利用できる「イオンのスマートフォン」を2014年4月から、同1980円で利用できる「イオンスマホ」を7月から、それぞれ台数限定で提供してきた(第2弾のイオンスマホは現時点でも販売中)。

 第3弾のイオンスマホLTEと第2弾のイオンスマホを比べると、イオンスマホLTEは月額料金が1000円高くなっている代わりに、通信速度が最大150Mbps、高速通信の容量が月2GBまでに引き上げられた。端末もディスプレイ解像度やメモリー容量、カメラの画素数などのスペックが向上している。

 またイオンは、第1弾の「イオンのスマートフォン」ユーザーに対して、最大200kbpsの日本通信のプランからより高速なビッグローブのプランへの乗り換えサービスも用意する予定だ。同サービスの受付開始は10月1日としている。

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