ブラザー販売は2014年8月28日、A4対応インクジェットプリンター「PRIVIO（プリビオ）」シリーズの新製品17機種を9月下旬に発売すると発表した。上位モデルの「ネオシリーズ」において、写真画質を向上した「技ありインク」を新たに採用。また、全機種とも無線LANに対応する。価格はオープン。
技ありインクは、黒や暗部の色の再現性を強化することでコントラストを高め、従来機種と比べて色の再現領域を約13％拡大した。また、空や肌など特定した部位について日本人が好ましいと感じる色に最適化することで、より印象的な写真印刷を可能にした。
ネオシリーズは、ファクス機能付き複合機「MFC-J4720N」（予想実売価格2万9000円前後）と、ファクス機能非搭載の「DCP-J4220N-B/W」（本体カラー白／黒、同2万4000円前後）の3機種。両機種とも印刷解像度は最大6000×1200dpiで、給紙容量は最大150枚。手差しトレイからA3サイズの印刷も可能。印刷速度はカラー毎分18枚、モノクロ毎分20枚。Wi-Fi Directに対応する。
「ベーシックシリーズ」は、印刷速度がカラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚。ファクス機能なし複合機が、レーベルプリントやWi-Fi Direct、NFC対応の「DCP-J957N-B/W」（同1万9500円前後）、Wi-Fi Direct対応でADF搭載の「DCP-J757N」（同1万7500円前後）、Wi-Fi Direct対応でADF非搭載の「DCP-J557N」（同1万4500円前後）の4機種。ファクス機能付き複合機は、レーベルプリントやWi-Fi Direct対応の「MFC-J877N」（同2万4000円前後）。
コードレス電話子機付き複合機は、レーベルプリントやWi-Fi Direct、NFC対応の「MFC-J987DN/DWN」（子機1台／2台、同3万8500円前後／4万8000円前後）、無線ファクスやレーベルプリント、NFC対応の「MFC-J897DN/DWN」（同3万3500円前後／4万3000円前後）、無線ファクス対応の「MFC-J827DN/DWN」（同2万9000円前後／3万8500円前後）、基本機能のみの「MFC-J727D/DW」（同2万4000円前後／3万3500円前後）の8機種。
「シンプルシリーズ」は、基本機能のみの複合機で、印刷速度はカラー毎分6枚、モノクロ毎分11枚。「DCP-J137N」（同8000円前後）の1機種。
