博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは、2014年8月26日からパナソニックのテレビ「ビエラ」上で動画広告の配信・掲載を開始した。既にパナソニックのブルーレイ/DVDレコーダー「ディーガ」、ブルーレイ/DVDプレーヤーなどでは、2014年7月23日から動画広告の配信・掲載を開始している。

 動画広告は、対象機器をインターネットに接続して表示するホームスクリーン上中央部に表示される。リモコンのキー操作1回で大画面での再生が可能。また、動画表示後には動画広告や関連するキャンペーンについて、視聴者へのアンケートを実施できる。

 テレビホーム画面上に動画広告を配信・掲載する新サービスは、博報堂DYグループ横断で次世代テレビに関連するビジネス開発を行っている 「ミライテレビファクトリー」が主体となり、DACと共同で開発した。既に2014年2月21日から東芝のレグザクラウドサービスのクラウドメニュー画面内で動画広告の掲載を開始している(関連記事)。パナソニックのテレビ「ビエラ」、ブルーレイ/DVDレコーダー「ディーガ」などの対象機器を通じたサービスの提供は、前者に続き2件目となる。

 博報堂DYメディアパートナーズのミライテレビファクトリーは、この広告メニューを拡大し新しいネットワーク型広告として開発を推進して、プラットフォームビジネスの構築を目指す。また博報堂DYグループ各社と連携しながら、新しいメディア環境に対応したビジネス機会の開発に取り組んでいく。

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