写真●楽々Document Plus Ver.3.5の画面(文書一覧画面でサムネイルを表示)
写真●楽々Document Plus Ver.3.5の画面(文書一覧画面でサムネイルを表示)
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 住友電工情報システムは2014年8月27日、文書管理サーバーソフトの新版「楽々Document Plus Ver.3.5」(写真)を発表、同日販売を開始した。新版では、文書のサムネイル表示や検索精度の向上などにより、必要な文書を探し出しやすくした。価格(税別)は150万円から。

 楽々Document Plusは、企業の文書を「フォルダー」と「文書(ドキュメント)」の階層構造で管理し、検索/閲覧できるようにした文書管理サーバーソフトである(関連記事:住友電工情報システムが文書管理ソフト新版、「期限日」前にメール通知)。複数のファイルを一つの「文書」に添付して「フォルダー」に保管する、という形をとる。「文書」に対して、「日付」や「作成者」といった任意の項目を属性として付与できる。アクセス権限設定や承認ワークフロー機能も備える。

 今回の新版では、必要な文書を探し出しやすくした。

 まず、フォルダーツリーをたどって文書を一覧表示する画面や、文書の詳細を表示する画面において、文書の内容を示すサムネイル画像を表示するようにした。これにより、個々の文書やファイルを開くことなく、これらの中身を推定できるようになり、目的の文書を探し出すまでの時間が短くなった。

 全文検索の結果表示も改善した。具体的には、検索に合致した文書を表示する順番について、閲覧回数や発行日などを考慮した総合スコアーランキングを導入した。これにより、ユーザーがよく閲覧している文書や、最近発行された文書など、活用頻度の高い文書が上位にランキングされるようにした。

 ソフトウエアはWeb型で動作する。稼働OSはWindows Server、JavaアプリケーションサーバーはApache Tomcat、データベース管理システム(RDBMS)は、SQL Server、PostgreSQL、Oracle Databaseのいずれか。