パナソニックのAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部は2014年8月23日、神戸市の西神インダストリアルパークにある神戸工場で、子ども向けノートパソコン自作体験イベント「手作りレッツノート工房2014」を開催した。

 本イベントは、自分だけのオリジナルパソコンを組み立てることで、ものづくりの楽しさを子どもたちに体験してもらうことを狙いに2002年から始まったもの。今年で14回目を迎え、いまや同社神戸工場における毎年恒例の催しとして定着している。

 イベントに参加できるのは小学4年生から高校3年生までの50人限定。参加費用は12万円(税込み)で自作のレッツノートSX3(CF-SX3JEEBP/CF-SX3JEFBP)および昼食代を含む。本年は、北は秋田県から南は鹿児島県まで342人からの応募があり、競争率約7倍から選ばれた子どもたちとその保護者が参加した。

レッツノートSX3を自作、スイッチオンで拍手と歓声が巻き起こる

 体験工房は大きく3つのパートからなり、午前中はレッツノートの自作を行い、昼食休憩のあと、普段は入場が厳しく制限されている工場内の見学ツアー、そして最後に自作したレッツノートを梱包して終了となる。

 メインイベントに先立つ開校式では、工房の「校長先生」にあたる原田秀昭ITプロダクツ事業部長が子どもたちへ激励のメッセージを送った。そのあと年齢別に4チームに分かれた参加者は、工場内に設けた特設工房へ向かった。

写真1●「手作りレッツノート工房2014」の開校式。「校長先生」ことパナソニックAVCネットワークス社の原田秀昭ITプロダクツ事業部長が挨拶に立った
写真1●「手作りレッツノート工房2014」の開校式。「校長先生」ことパナソニックAVCネットワークス社の原田秀昭ITプロダクツ事業部長が挨拶に立った
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 組み立て体験では、同工場内でノートパソコンの組み立てなどを行う従業員が「先生」役を務めた。先生1人が2人の子どもに付き添い組み立て方を丁寧に指導する態勢だ。