米Microsoftが、「Windows 8」の後継となる次期OS(通称「Windows 9」)を来月の特別イベントで発表する見通しだと、複数の米メディア(米Wall Street Journal米CNET)が現地時間2014年8月21日に報じた。

 米The Vergeが関係者から得た情報によると、Microsoftは「Threshold」というコード名で開発を進めている次期OSについて、9月30日のイベントで変更点や新機能を説明する計画という。イベント開催日は仮決定の段階であり、変更になる可能性もある。イベント当日、またはその後すぐにThresholdの技術プレビュー版がリリースされる見込み。

 米ZDNetは8月15日に、MicrosoftがThresholdの技術プレビュー版を9月後半か10月前半に提供することを目指していると報じたが、今回のThe Vergeの情報はこれと一致する。

 次期OSでは、スタートメニューが復活し、チャームバーがなくなり、いくつかUIが変更されると見られている。Microsoftはデジタルアシスタント機能「Cortana」をThresholdのビルドに組み込んだと伝えられているが、技術プレビュー版にCortana早期版が実装されるかどうかは不明。また、イベントで次期OSの正式名が発表される見込みは低いという。