大塚商会は2014年8月20日、システム管理者を社内に置きたくない中小企業に向けて、無線LANアクセスポイントの運用を代行するサービス「たよれーる らくらくWi-Fi」(写真)を発表した。10月1日から提供する。アクセスポイントの設置から日々の運用、障害時の復旧までを一括して提供する。販売目標は、初年度1000件。

写真●たよれーる らくらくWi-Fiの概要(出典:大塚商会)
写真●たよれーる らくらくWi-Fiの概要(出典:大塚商会)

 サービスの価格(税別)は、以下の通り。アクセスポイント1台(同時接続20台)を設置して運用する「らくらくWi-Fi基本パック」は、初期費用(アクセスポイントの料金を含む)が14万5000円で、運用費用が月額3800円。アクセスポイントを追加する「Wi-Fi追加パック」は、追加1台当たり、初期費用が12万5000円で、運用費用が月額2800円。

 日々の運用代行では、アクセスポイントの死活監視やファームウエアのアップデートといった保守作業のほか、SSIDの設定や利用可能時間帯の設定といった運用設定、ユーザーアカウントの登録/変更/削除やパスワードの変更といったユーザー情報管理、などを実施する。一方、障害復旧では、障害時のリモート保守、代替機器への交換、オンサイトでの復旧作業などを実施する。

 また、アクセスポイントのサイジングや電波状況の調査、無線LAN端末の設定などについても、別途個別見積もりで対応する。